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世界的な視点から将来求められる人物像などお伝えします

パリを拠点に、国際事業経営コンサルタントと大学教員として、世界と日本を俯瞰しつつ教育活動をしています。どの学校が?以前の「将来どんな大人になってもらいたいか?」を考えるうえでお役に立てればと思います。

●世界が急ぐサステナブル社会づくりと子供の教育

環境(自然)と社会(ヒト)に優しく持続的に発展する社会づくりが世界各地で急速に進んでいます。若いうちから日常的にこうした動きを感じ、活動に関わり、成果を実感することは、これからの世界で生きるうえで役に立つことはもとより、こうした社会変革を進めるための牽引役になり得ます。

●親も子もしっかり休んでバカンス(非日常体験)することのオススメ

バカンスは、学校で学べないことが得られる最大の課外授業です。夏休みや春休みなどの長期休暇中に、塾・宿題・部活など日々の諸活動から離れ、未知の土地に出向き、子供同士または家族水入らずで非日常的な体験をする。これが、子供の文化力、創造性、多様性の包容力、観察力、社会性、好奇心を豊かにすることにつながります。

●傾聴するが同調しない人になる

大人は、大人が作った「こうあるべし(社会常識)」という枠に子供をはめるのが役割でなく、子供の自由と人権を尊重し、彼らの個性と主張を、対話を通じ最大限に引き出してあげられる存在です。これを意識し行動することで、子供は、大人が作った枠に対し、疑問を抱き、自らの枠を主体的につくり、周りに同調することなく、自らの物差しで判断し行動するようになるでしょう。

●激変する不確実な世界で生きるためのカギ「文化的コンフォートゾーンの拡大」

世界は猛烈なスピードで変化しています。これに応じ、これまで常識とされ多くの人がこうありたいと願ってきた人生観、学歴観、キャリア観が、崩壊しつつあります。こうした複雑で先が見えない社会を生きるには、自ら心の平穏を保てるゾーンを拡げ続けることが重要です。多様な異なる文化(価値観、思考・行動様式など)に遭遇しても、自分が世界のどこにいようと、どんな窮地に立たされようと、ポジティブかつ柔軟に対応し強く生きられるからです。

●日本の美徳(世界から見て良いところ)を身につける

多様な文化圏での生活や仕事を経験すればするほど、自分が生まれ育った国や地域の良い面・悪い面が客観的に見えてきます。同時に自らのアイデンティティを見つめるようになります。こうした中、世界と日本を俯瞰するとわかってくる日本の良い面(美徳)を、再認識し、その価値を自ら実践し世界の人に伝えてゆくのは国際人だからこそできる役割なのです。

学校、受験歴の有無

長男・次男ともフランスの公立小・中・高を出ました

海外歴

長男(現在26歳):アジア各地、南米諸国、アメリカに数か月単位で滞在し、ノマドワークしています。
次男(現在23歳):高校卒業後、現在まで 英国に居住しています。
勿論、2人とも父の故郷である日本を頻繁に訪れています。

レビュー

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    なかなか

    ビデオ通話30分

    これまでのビジネスやご自身の子育ての経験に基づく、大変説得力のあるアドバイスをして頂きました。
    どのような力を子どもたちが今後身に着けていくべきか、親としての姿勢、具体的におすすめの学校や習い事など、抽象的なことから具体的なことまでお伺いしたのですが、短い時間の中で、現在の日本の立ち位置等も踏まえながら、とてもわかりやすくアドバイスをして頂きました。「正解は一つではないということ」「失敗も前進」「弱みも強みになる」といったことを、今後しっかり意識して子どもたちに向き合っていこうと改めて思いました。ありがとうございました。

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