海外で子育てをした経験から世界で活躍できる人財についてお伝えします
欧州のインター校で国際バカロレアを取得し、日本の大学受験を経験した長男と、高3で帰国後、日本の高校に編入し日本の大学受験をした長女の経験談をお話します。国際バカロレア(IB)についても疑問にお答えします。
●欧州のインター校7年生~12年生での学校生活、国際バカロレア(IB)について、お話しできます。
2人とも学校でスポーツ活動をしていましたので、日本の部活とは全く違う仕組みを説明しながら、外国人との交流や英語の取得に役立った経験談をお話します。
国際バカロレアについてはカリキュラム
教科について説明します。
英語で勉強するため個人差がありますが、日本人に合った教科があります。
日本人の国語教師がいる場合、IBJapaneseが選択できます。
日本の国語教育よりもより深く日本語を
学べます。
一方で日本の学校教育にも沢山良いところがあります。それぞれの長所、短所をお話したいと思います。
●帰国子女が直面する日本の大学入試の
対応について経験談をお話します。
海外の大学については受験の仕組みを
ご説明します。
国際バカロレアに対する認識が海外の大学と日本の大学では全く違います。
海外の大学は、国際バカロレアを取得することは大学の教養レベルの勉強をしてきた認識です。
一方、日本の大学は高校を卒業した程度の認識の学校が多いです。
この認識の違いが大学入試の内容に直結しています。
海外の大学入試は、エッセイと面接だけなのが理解できると思います。
日本の大学入試については、大学によって大きく違うため選択科目や攻略法を
ご説明します。
またTOEFL iBTの得点は、特に海外の大学、日本の大学入試でも重要になります。
その背景をご説明します。
●ランゲージアーツについて
実は言語教育にはグローバル標準の教育
があります。
ランゲージアーツと呼ばれているもので
日本には導入されていません。
各教科のベースはランゲージアーツに
なっており、言葉を使って自分の考えを
相手に伝えるスキルを磨くスタイルに
なっています。
このことを親子ともに日本人は知らない
ため、大きな戸惑いが生じるポイントに
なっています。
留学する方も事前に知っていると留学中
に大きな違いがでます。
外国語をツールとして使うために必須な
スキルであり、体系立てて学ぶことで
外国語の習得が速くなります。
インター校では、ESLで学ぶ内容に
なっています。
ランゲージアーツについて雑誌の取材を
受けましたので、参考にURLを添付します
親子で学ぶランゲージアーツ
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/25049?layout=b
●異文化対応、帰国後の対応について
海外生活が長くなると、自分のアイデンティティに迷いが生じます。
これに対してTCK(Third Culture Kids)という考え方があります。
簡単にご紹介します。
最後に私の個人的な意見ですが
世界に出れば、私達は日本人として認識されます。東洋人として差別を受ける事もあります。日本文化の良さを改めて感じる事もあります。グローバル化が進めば進むほど
日本人の感性を持った自分の意見を
しっかり伝える事、相手の意見を聞ける事が必要になります。
そのためには母国語である日本語で考える力がなければ、伝わる英語は話せません。
母国語はとても大切なものです。
学校、受験歴の有無
出身校
The International School of Brussels
受験校
長男(理系)
帰国入試 慶應、早稲田、九州大学
長女(文系)
帰国入試 立教、明治、青山、上智
一般入試 慶應
海外歴
私:97~2000年、09~14年、
2回ブリュッセルに駐在
17~19年 バンコクに駐在
子供:97~2000年、09~14年
2回ブリュッセルに駐在
長女:大学生で大学と提携しているボルドーの学校にフランス語の語学留学
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